楽しいノート

仕事を楽しくする。生活を楽しくする。人生を楽しく生きるための技術を身につける。

苦手なことを得意なことにすると人生が変わる


先日、友達にダンスイベントの司会を依頼された。
なぜわたしに頼んだかというと、
「ダンス系イベントの経験があって(ダンスサークルだった)
人前で話すのを苦にしないから、適任だと思って!」

と、言われた。


ちなみにわたしは、
幼い頃から人前で話すことほど苦なことはな

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かったし、
話そうとするとどもりまくって、後から超自己嫌悪に陥っていたような人間だった。


それが、20年経った今では
まるで逆の人格に見られているのだ。

 


苦手を得意にした方法

 

わたしが人前で話すことが得意になったのだとしたら、
教師としての経験が大きい。
クラスではもちろんだし、全校の前で話すこともある。
人前で話すことが仕事なのだ。
毎日やっていれば、慣れても来るし
苦にならなくもなる。

この道を選んだのは、苦手なことをやってやろうと思ったわけじゃなくて

その職業を選んだら、やるしかなくなったのだ。

だからもし、方法論があるとするならば、

自分を追い込むことだ。

やらざるを得ない状況になればやるしかなくなる。

 

別に苦手だから、という理由でなにかを選ぶことはないけれど、

苦手なことがあるからやめようということがなくなる。

色々なことの選択肢がすごく増える。

 

苦手なことをやってみるとものの見方が変わる

 

生きてれば、得意なこと以外のことをやらなくてはいけない場面は多々ある。
その時に、「それは苦手だからやらない」というのは
すごくもったいない。
やってみると、その面白さがわかったりするのに。
今までと、違うものの見方ができるのに。

 

わたしはお金の勘定がずっととてつもなく苦手で避けてきた。
単なる数字の羅列にはまったく興味がわかなかった。
けれど、なんやかんやで経理もやることになって、
税理士さんと話してみると
単なる数字の羅列から、社内の人間も気づいていないような
情報を知ることができるとわかった。
それ以来、数字の入力作業は意味のない単純作業ではなく、
すごく重要な仕事に変化したし、

簿記検定を受けたくらいに興味をもつようになった。

 

 

苦手なことを避け続ける人生なんてもったいない。

 「得意なことだけやればいい」
とはひとつの真実だ。
けれど、苦手なことが得意になることは、
得意なことだけやり続けるよりも自信がつく。
「なんだってやればできる」
と、思えてくるからだ。

 

別にあえて苦手なことを選べ、というわけじゃない。
でも目の前に来たら、やってみればいいのだ。

それが得意になればしめたものだし、
もし得意にならなくても、面白さが垣間見えるかもしれないから。
どんなことにも必ず面白さはある。

そういうことを知っている人と知らない人とでは
人生の奥行きがまるで変わってくる。


そしてもしかしたら、それが自分の人生を変えるかもしれない。
たかだか数十年生きたくらいで
これは得意であれは苦手、と選り好みして人生の幅を狭めるなんてもったいなさすぎる。

 

やってみて、やっぱりだめだなぁと感じたら、やめればいい。
どんなことでも
とりあえず、やってみる。

まずは、そこからだ。