楽しいノート

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【こころ】失敗したくないという恐怖心への向き合い方

新しいことを始めた時って、失敗をたくさんします。

 

 

「たくさん失敗をした方がいい」

「失敗して当然だ」

「失敗して成長するんだ」

 

とか、言うけれど。

 

 

教師をしていた時は、子供にもそう言ってた。

「失敗して当たり前なんだよ。」

「失敗しない人なんていないんだよ。」

 エジソンの話を持ち出して、

エジソンの発明は1000回の失敗の上にあるんだよ。」

とか、言ったりしてた。

 

でも実際は、失敗なんてしたくないし、

失敗すると海の底より深く落ち込む。 

 

「失敗しないこと」

にベクトルが向いているから、

失敗しなければ、今日一日は成功だと思うし

取り返せるくらいの失敗ならば

「まぁまぁだ。」

と思う。

 

結構な大失敗をやらかしてしまった時は、

もうこの世の終わりかと思うくらいに愕然とする。

 

失敗したこを報告する時には本当に勇気がいるし、

なんとか隠せないかな、とすら考えてしまう。

 

 

世の中には失敗に対して前向きな言葉が溢れているし、

それに対してみんな肯定的なのに、

実際には失敗を肯定的に捉えてくれる人なんていない。

 

1つ失敗したら、その日一日どんなことをしたってもう取り返せない。

怒られるし、自分自身に対する評価は下がる。

マイナスなことしかないじゃないか。

 

マイナスになったら、プラスにするのってすごく大変じゃないか。

 

「失敗の先に成長がある」

なんて、みんな思ってくれていないじゃないか。

 

こんな気持ちになっていると、

小さな失敗ですらびくびくするようになってしまう。

失敗したくなくて、言われたこと以外なにもできなくなってしまう。

 

もう、日々恐怖。

 

でもこの恐怖心は、

向き合って克服しなきゃいけない課題だと思うから。

 

 

 

①「まぁいいや」「こんなもんかな」と思った事をその場で片付ける。

 

 

「こんなもんでいいかな。」

と思ったことって、大抵後から、やっぱり悪い方に表面化する。

テレビドラマや映画で、嘘を突き通せることが絶対にないように、

この世の中はそんなふうにできているのかもしれないと思う。

 

「まぁいいや」を残した中途半端な仕事は、絶対に失敗する。

小さな小さな「まぁいいや」が

大きな失敗につながる。

だから、「まぁいいや」と思った事ほど、

その場で止めを刺しておく。

 

「その時その場で」というのが本当に重要で。

「でも他のこともあるし、それが終わってからにしよう」

とか思ってると、80%の確率で忘れる。

で、後で失敗した時に

「あの時気付いていたのに。」

って思うんです。

 

気付いた時に、その場で片付ける。

もうこれは、基本だし、鉄則。

 

 

②なにかやってしまったら、一呼吸置く。

 

 

なにか失敗をした時、

それが小さな失敗であったとしても、

やっぱり心は動揺していて。

動揺している時に何かをすると、

また失敗をしやすくなる。

だから、失敗する時って、もう畳み掛けるように

失敗したりする。

もうドミノ倒しです。

雪崩状態なんです。

 

これ以上の失敗を防ぐためにも、

もし可能ならば一度お茶でも飲んで休憩。

あるいは、トイレに行くとかでもいいので、

その場を離れて、一呼吸つくこと。

深呼吸して、落ち着いて。

そうして次の仕事に取りかかる。

そうすると、この畳み掛けるような失敗の連鎖、は割と防げます。

 

1つの失敗ならば、まだメンタルもマシなのだけど、

2つも3つも重なると、本当に精神衛生上よろしくない。

人生終わったと思ってしまうくらいに、

落ち込むこともあります。

 

そんな状態を防ぐためにも、まずは一呼吸して。

落ち着いてから、また再開しよう。

 

 

きっと日々誰もが失敗と向き合ってるのかな、と思う。

できればしたくないけれど、避けては通れないし、

避けていると、後からどどっとしっぺ返しされる。

 

「失敗しないようにする努力」と

「失敗した時の対処法」

両面から攻めて、自分を保っていこう。