【こころ】我慢すると、大好きなものをずっと大好きでいられる。
すっごくちょっとした事なんだけれど、
我慢をすることはとても大事だと思うのです。
小さい頃の夢は、意外とすぐに叶ってしまう
小さい頃に夢見ていたことで
いつかケーキをワンホール食べたい
一日中漫画を読んで過ごしたい
とか、
好きなものを好きなだけ食べて
好きな事を好きなだけしたいっていう願望がありました。
大人になるとそれらが実際に叶ってしまうんです。
わたしは実際にケーキをワンホール食べてみました。
大好きなチーズケーキがあって
いつもはそれを1切れだけ食べていたんです。
で、ある時思い立ってそれをワンホール買って
夜ご飯に食べたんです。
(体重が増えるのは承知の上だけど、ご飯はせめてやめておこうという小さな抵抗)
最初の方はほんとに嬉しくて美味しくて、幸せでした。
食べ進めるにつれて、まずだんだんと飽きてきます。
それでもまあ美味しく食べるのですが、
ついにお腹も苦しくなり、
半分いかないくらいで完全ストップ。
残りは冷蔵庫に入れたけれど、
もういいや、となった。
あんなに好きだったケーキを念願叶ってワンホール食べたのに、
一番幸せを感じたのは食べる前と一口目でした。
「あと少し欲しい」状態が一番ちょうどいい
美味しいものを食べると、あと1個ほしい、もっと食べたいと
思うけれど、
そう思える状態が一番幸せ。
そこで本当にあと1つ食べてしまうと、
「もう十分」とマイナスの気持ちで終わる。
大好きなものは、少しだけにしておくことで
大好きな気持ちが保たれる。
毎日接していると「当たり前」になるから大好き感が薄れる。
大好きなものをずっと大好きでいたいなら、
我慢する。
すぐに掴める夢ほど、掴めないままにしておくのが
楽しいのかもしれない。
だから
スタバではチャイティーラテをグランデサイズでたっぷり飲みたいと思うけれどショートサイズにしておくし、
毎日ハーゲンダッツを食べたいと思うけれど
良い事があった時や頑張った時のご褒美にとっておくし、
毎朝おいしいホットケーキを朝食に食べたいと思うけれど
休みの日までとっておく。
しないでおく。
とっておく。
我慢することで、大好きなものがずっと大好きなままになる。