楽しく生きる技術

楽しく生きるために必要なことは、生まれ持った資質なんかじゃなくて、楽しくするための技術だけ。人生をより良く生きる自分のための技術は、誰でも身につけることができる。元教師目線で、伝えます。

【こころ】できないことや苦手なことには、多様な角度から攻めまくる。

 

高校生も大人も自信がない

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好きなところを挙げてみて、と聞かれると

途端に困ってしまう。

 

 

逆に嫌いなところを挙げてみて、と聞かれると

すらすら答えられる。

 

「高校生の生活と意識に関する調査報告書ー日本・米国・中国・韓国の比較ー」

というアンケートがある。

 

その名のとおり、4カ国の高校生に対して、生活や意識に関する様々なアンケートをとっていて、その中の1つに自分について という項目があって。

 

・私は人並みの能力がある

・私は、体力には自信がある

・私は、勉強は得意な方だ

 

などのポジティブなことに関しては、

日本の高校生の「はい」は、全て半分を下回っている。

自信がある人は半分以下。

 

けれど、

・自分はダメな人間だと思うことがある

・私は将来に不安を感じている

・周りの人の意見に影響される方だ

 

などのネガティブ項目に関しては、

ダントツで日本は多い。

7割くらいが「ダメな人間」で「将来に不安を感じている」と思っている。

 

 

つまり日本の高校生は結構ネガティブということ。

 

大人としては悲しい結果だけれど、

この結果はきっと大人も同じようなものじゃないかと。

 

 

明確にできないことがあるわけじゃない

 

本当に勉強や運動ができているかできていないかじゃなくて、

もうたぶん、「なんとなく自信がもてない」ということに尽きるのだと思う。

 

なんとなくできない。

なんとなく好きではない。

なんとなく不安。

 

「なんとなく」の壁って大きい。

どうしたら、この「なんとなく」がなくなるのかな。

 

なにかができるようになったら良いのか。

でも。

国語ができても数学はそこまでできるようにならなかったり。

走るのは得意でも、球技になるとイマイチだったり。

 

できることが増えると、また別のできないことを見つけ出してしまうこの能力。

い・ら・な・い。

 

できないことがなくなる事なんか一生ない。

一生これができないと思っている。

 

でも、できることもたくさんあるのに。

できることに目を向けられなくて、その結果ネガティブ。

 

できないことへの向き合い方

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できないことはできないと割り切って他の人にやってもらう、

というのが大人としては一番効率が良いです。

向き不向きがあるから。

 

でも、できないことをそのままにしておくってじわじわ来る。

そのできないことが、自分の日常と全然切り離されたものなら良いけど、

そうじゃない場合、割り切れない。

結果じわじわ辛い。

 

そしたらもう、できるようになるしかない。

自分はこれをやっていくんだ、と特化していくことが定まれば

きっとできないことも割り切れる。

 

でもできるかできないか。

自分に向いているのか向いていないのか。

それを決めるにはまだ材料が足りなすぎるんじゃないか。

 

できないなら、できるようにするための手立てを色々な角度から探って

トライ&エラーを繰り返して、繰り返して、

それでもできなかったら、初めてそこで諦める。

「自分には向いてないんだな」

と割り切れる気がする。

 

なにもしないままで、少し覗いて

「できないからいい」

と切り捨ててしまうのは、もったいない。

できるようになるんだったら、できるようになった方がストレスは少ない。

 

 

わたし事務作業がとことん苦手なんです。

書類を隙なく100%の状態に仕上げる、というのができない。

なにか手配するとどこかに抜けがあったり、足りていない部分がある。

今まで、それで困るのが自分だけだったので、

特になんとも思わなかったのだけど、

他の人が関わってくると、当たり前だけど超迷惑をかけまくりです。

 

その度に叱られて、じゃあ次はこういうふうにしてみようってしてみて、

また新しく違う角度で失敗して・・・。

という繰り返しです最近!

もう失敗の角度の多様性がハンパないんです我ながら。

迷惑かけまくっていて、もう自分が嫌になってくる。

「向いていない」

と一言で言えばそうなんだけど、

まだわからないと思っています。

まだまだわたしに合った手立てに辿り着いていないだけかもしれないから。

苦手かもしれないけれど、

それをカバーする具体的な手立てが見つかるかもしれないので。

 

「できない」ことはそれ自体がストレス。

自分ができないことは得意な人に任せよう、というスタンスは

正解だし、みんなハッピー。

けれどそんなにきっぱり棲み分けできない。

「これしかやらない」

という狭い世界にいる事自体が、段々窮屈になってくる。

もっと他のこともやりたい、もっと他のこともできるようになりたい。

と、思うのは欲張りなのか。

 

「できること」を増やすと、世界が変わるんです。

 

わたし運転免許をとった時に、世界が変わったんです。

それまで、模様としか見ていなかった道路の線や数字の意味がわかったし、

絵や記号にしか見えていなかった標識や看板が

途端に意味を成した。

 

 

色々な人に「向いてないから免許とらなくていいよ」と言われていたし、

自分でも向いてなさそうだからやめておこう、と思っていた分野だった。

でもやってみたら、見ている世界があまりにも変わったことに驚いた。

そしてできるようになったことで

選択の幅が広がった。

 

 

できないままでも特に困る事はなかったからそれでも生きて行けたけど、

できるようになったら世界に新たな側面ができる。

 

だったら、その方が楽しい。

 

できないことをできるようにすると、

「なんとなく」自信がつく。

 

「なんとなく」世界が全てうまくまわっているように感じる。

 

 

わたしはその「なんとなく」を獲得したいから、

できないことに対してはものすごく多様な角度から向き合って行く。

 

ことにする。