楽しいノート

仕事を楽しくする。生活を楽しくする。人生を楽しく生きるための技術を身につける。

【恋愛】モテ技=自分の得意なこと、である。

初デートのお店選びの時のやりとり

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初デート。

 

ドキドキの初デート。

これからどんな発展をするかわからないけれど、

でもお互いちょっと気になるからこそ実現した初デート。

どこに行くか、迷いますよね?

 

 

デートのお店選びは具体的な好みだけ伝えて彼のリードに任せる

というのが、大抵の女子がとっている行動だと思います。

わたしも今までその法則に則って、

「何が食べたい?」

と聞かれたら

「美味しいお肉!」とか「魚が食べたい」など答えて

お店選び自体はお任せしていました。

あまりプランニングは得意じゃないし、

男性にしてもらうのが好きだから。

こういう女子、多いのではないですかね?

 

 

プランニングが完璧な女子

 

友達夫婦の家に数人で遊びに行って、

その中でその夫婦の馴れ初めを聞いていたんですね。

女の子の方からの話は聞いていたから、大体の流れは知っているけれど、

その時旦那さんはどう思っていたの?

っていうところを詳細に聞いたんです。

 

そもそも友人の紹介、という形で出会った2人。

合コンとかではなくて、紹介です。

彼のお父さんが絵の先生をしていて、その生徒が彼女の友人だったのです。

そして、そのお父さんの個展で出会った2人。

紹介と言っても微妙な感じだったそうなのですが、

仕事の内容が少しかぶっているものがあって、

ちょっとその話もっと詳しく聞かせてよ、という感じで決まった初デート。

そして初デートの日。

駅で待ち合わせをして、どこ行く?と軽い感じで決めようとしたら、

彼女の方が1件目に行くお店も2件目のバーも

完璧に予約してあったそうです。

そして、ご飯の時にもこの間会った時の内容について

わたしはこう思う、というのを紙にまとめて、しっかりプレゼンしたそうです。

 

女性ががっつり予約するってあまり聞かなかったので、

これは結構衝撃でした。

 

彼は元々プランニングすることが得意だったそうですが、

彼女の旅行や飲食店のリサーチ力には脱帽する、と絶賛していました。

また、積極的に自分をアピールする方ではないけれど、

すごく芯がある子だな、というのを感じたそうです。

 

付き合うまでには少ーしゴタゴタ?した2人ですが、

付き合ってからは数ヶ月で婚約していました。

 

 

もし彼女が巷の”モテ技”の通りに全てを彼に任せていたら、

初デートでもあまり自分を主張しすぎずに、彼の話に頷いてだけいたら、

今と同じ結果になったのかな。

 

 

彼女は元々、サークル内の旅行とか飲み会では

率先してプランニングし、色々な手配をしてくれる人でした。

そういうのがとても得意な子でした。

 

その得意なことを、彼の前でもそのまましただけです。

 

自分のままで向き合っているか、考えてみよう。

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さて、自分に置き換えてみる。

わたしはわたしのまま向き合っているかな?

「好かれるためにはこうしよう」と、行動していないかな?

 

もちろん好きな人とか気になる人には好かれたいのだけれど、

雑誌に書かれている”モテ技”を駆使したところで

それが”自分”じゃなければ全く意味がないと思うのです。

自分とかけ離れたことをしても、

それは魅力的ではないと思うのです。

 

わたしはその彼女にはなれないので、

きっと同じ状況でも予約はしていないでしょう。

でも、お店はよくわからないけど歩いてみよう〜、と

2人でぷらぷらとおしゃべりしながらお店を探すのを楽しめます。

結果的に入ったお店が微妙であっても、

いまいちだったね〜次はあそこ行ってみよっか。と笑い合えると思います。

それはある男性にとっては、良いなと思ってくれるかもしれないけれど、

ある男性にとっては、自分がない、と言われてしまうかもしれません。

 

その彼女のようにはなれないけれど、

わたしの得意なことは、臨機応変にその場を楽しめることだから。

 

 

雑誌やサイトの”モテ技”に振り回されていると、

いつしか自分を見失います。

大事なことは、

お料理を取り分けることでもなくて、

さりげないボディタッチができることでもなくて、

自分自身のままで相手と向き合うことなんだな、と

改めて実感した日曜日。