楽しいノート

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【しごと】30歳で教師を辞めて実感した教師の最大の弱点。

 

小学校の教師でした。

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辞めた理由にネガティブな要素は1つもありません。

 

もっと自分自身の生きる力を身につけたいと思ったことと、

今の会社がサバイバルで面白そうだと思ったから。

 

「教師辞めるなんてもったいない!」

と、ほとんどの人に言われました。

もちろん家族も含めて。

 

でも、もったいないなんて思っていません。

 

教師はとっても楽しい仕事です。

色々大変な事はあるかもしれないけれど、

予想のつかない行動しかしない子供達と一緒に過ごす日々は

本当〜〜〜に面白かった!

 

今の会社は小さな会社です。

での世の中を変えようとする理念が、

わたしはすごく好きなのです。

そして小さいからこそ、できることをどんどん増やしていける。

自分で仕事をつくりだせる人になりたい。

 

そんな希望をもって転職しました。

 

 

ミスを連発して気付いた社会の仕組み

 

転職して初めて実感したことがあったのです。

それは

「わたしはこんなに何もできない人間だったんだ」

ということ。

 

日々ミスの連発。

忘れる。

うっかりしている。

間違える。

もうミスというミスをしまくっています。

 

1つの小さなミスで色々な人に迷惑がかかり、

ひいてはお金の損失にもつながってしまう。

それを知って、

・・・え!?

と思いました。

 

これ、社会人なら当たり前の感覚なんですよね?

わたしは、今まで一度もそんなこと考えたこともなかったんです。

 

世間知らずと言えばそうなのだけど、

教師の世界にそんな話は無縁だったんです。

 

教師の弱点はお金

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そう。

教師はとてつもなく金銭感覚に欠けています。

 

わたしは正直、教師時代よりお給料が下がっています。

けれど、そのお給料に見合うだけの仕事ができているか、と言ったら

できていません。

それだけのお金をもらうために、それ以上のお金を得るために

どれだけのことを生み出せばいいんだ、と

お金を稼ぐことの難しさが身に沁みました。

 

 

どれだけ頑張ったか、ではない。

価値を生み出せたかどうか。

その成果が全てなのです。

 

仕事というのは、ミスをしなかったらお金がもらえるのではないです。

価値を生み出して、その対価として支払われるべきものなんです。

 

今まで、そんなこと意識したことがなかった。

自分が価値を生み出しているかどうかなんて、

考えた事がなかった。

 

言い訳になってしまうかもしれないけれど、

教師の仕事はお金を意識する意味がありません。

どれだけ良いクラスか、なんて点数で計れるものではないから。

どれだけ良い授業をしたか、なんて評価には反映されないから。

逆に言えば、どれだけクラスが荒れていても

どれだけ手を抜いた授業をしても

お給料は変わらないんです。

 

 

わたしは、まだまだまだまだまだ未熟で、

「生み出す」ことができていない。

他の人が生み出した価値にのっかっているだけ。

 

 

でも。

絶対に、今もらっているお金分の価値を生み出したいし。

というかそれ以上にもっともっと価値をつくりたいんだ。

自分がつくったこと仕事に対してお金を支払われるようになる。

 

教師を辞めたわたしの、今の野望です。